証明写真で顔や首が傾くという方必見。頭頸部の歪みを改善する方法について。

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セルフケア

はじめに

証明写真を撮ったときに顔や首が傾いている人は意外に多いと思います。普段は特に気が付かないことですが、証明写真のように顔の中心を意識して写真を撮ると自身の顔や首のずれを認識してはじめて気が付くという人もいるかもしれません。この顔や首の傾きはただ見た目の問題だけではなく、

よく頭痛がすることが多い

左右の身体のバランスが崩れている

肩や首周りがよく凝っている

といった症状を伴いやすい、もしくはすでに伴っている可能性があります。

そこで今回は顔や首の傾きを軽減する方法についてお伝えしたいと思います。

顔や首はなぜ傾くのか

顔や首が傾く原因としてよく挙げられるのが『立ち直り反応』になります。

この立ち直り反応とは身体の左右前後の偏位に対して、それを無意識に正中位に保とうとする身体のバランス反応のことを指します。

そして、この立ち直り反応が起こりやすい部位が頭頚部になります。

例えば座っている状態でわざと身体を左側へとシフトするようにしてみます。

すると、頭頚部は無意識に身体が左側に倒れないように右側に傾く反応が出現します。このような反応のことを立ち直り反応といいます。

そのため気が付かないうちに身体のバランスが崩れながら生活を送ってしまうことで、無意識に立ち直り反応が生じた状態で生活を送ってしまうというわけです。そしてこれが慢性的に続くことによって筋肉や関節がその傾いた状態で硬くなり、その状態が身体に定着してしまいます。

首が傾きやすい不良姿勢の一つに座位姿勢があります。最近はデスクワークが増え猫背のような状態で仕事をしている方が増えてきました。そのようなことでお困りの方はぜひこちらの記事もご覧ください。

身体のバランスが崩れる原因

人間はどうしても利き手、利き足があるため左右全く同じにするというのは難しいかもしれません。しかし、普段の生活の中で

片側ばかりの横座りをする

仕事などでいつも同じ方向の流れ作業をする

いつも同じ方向向いて寝る

カバンなどをいつも同じ側の肩にかけている

といった片側に負担がかかる癖がある人は身体のねじれが生じやすい状態です。そして、この捻じれによって立ち直り反応が生じ、顔や首が傾いている可能性があります。

身体のバランスが崩れていると感じている人はとても多いと思います。そのようなことでお困りの方はぜひこちらの記事もあわせてご覧ください。

身体の捻じれやすいポイント

この5か所に左右のねじれがないか一度確認してみましょう。

もし左右の動きに差がある場合は、その部位のねじれが顔や首が傾く原因になっている可能性があります。

骨盤

骨盤は身体の中心部分にあたるため、この部位にねじれが生じると身体のあらゆる部位に歪みが生じる原因になります。

膝を立てた状態で仰向けになります。

そうしたら両膝を左右に倒すように動かします。このとき、左右で膝が倒れにくい方があったり、背中が地面から過剰に浮き上がらないか確認してみましょう。

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股関節

股関節は下半身の軸になる部位です。そしてこの股関節は骨盤の一部でもある臼蓋と大腿骨によって形成される球関節というとても可動域の大きい関節になります。そのため、股関節に可動域制限が生じることで下半身の捻じれだけではなく、骨盤の捻じれにも大きく影響する関節になります。

まず片膝を90度曲げた状態でうつ伏せになります。

この状態で骨盤が動かないように注意しながら下腿を内側・外側へと倒していきます。このとき、左右で下腿が倒れにくい方があったり、骨盤が地面から浮き上がらないか確認してみましょう。

胸郭

胸郭は多くの関節が集まった籠状の関節になります。そのため、剛性が高く可動域に乏しいという特徴があります。しかし、この胸郭に可動域制限が生じると上部体幹に大きく影響を与え、結果的にその上下にある頭頚部や腰部ー骨盤帯にもねじれや歪みを引き起こす原因となります。

両手を重ねた状態で横向きになります。

次に上側の肩を開きながら身体を外側へと捻ります。このとき開いた側の腕が鎖骨の延長線上にくるように肩の開きを調整しましょう。

肩甲骨

肩甲骨は鎖骨としか関節面を持たないため、とても自由度の高い骨になります。そのため、この肩甲骨は周りにある筋肉によって安定性を得ているといった特徴があります。また、この肩甲骨には頭頚部と連結する筋肉がとてもたくさん存在します。そのため、この肩甲骨に可動域制限が生じると頭頚部の捻じれを引き起こす原因となります。

両側の肘を把持した状態で仰向けになります。

そのまま肘を左右に倒します。肘が外側に開く側の肩甲骨は外転、反対に内側に入る側の肩甲骨は内転するように動きます。

頭頸部

頭頚部は頭蓋骨と7つの頸椎からなる部位になります。この部位はとても自由度が高い特徴があります。しかし、頭部の重さは体重の約10%といわれており、それを比較的小さな頸椎によって支えています。そのため、頭部の位置が崩れることで頸椎にはとても大きな負担がかかり、それを周りの筋肉で補おうとします。この状態が続くことで頭頚部の捻じれを引き起こす原因となります。

仰向けになり、天井をみます。

次に背中が地面から離れないようにしながら首を左右横に捻ります。

これらの動きの中で左右で動きに差がある部位は身体が歪んでいる原因になっている可能性があります。

そのような部位があった場合は、その部位周辺の筋肉のストレッチをしっかり行ってみましょう。

顔や首が傾くと硬くなりやすい筋肉

顔や首が正中位からずれている人は首の筋肉の硬さが左右で違う場合が多いです。

今からご紹介するストレッチをやったときに左右で筋肉の張りに違いがある部位をみつけたら、その部位の動きをしっかりと引き出すようにストレッチしてみましょう。

僧帽筋上部線維

僧帽筋上部線維は肩を上へと引き上げる作用があります。そのため、肩が上がっている側の僧帽筋上部線維が硬くなっている可能性があります。

片側の手で対側の側頭部を持ち頭部を横に傾けます。すると僧帽筋上部線維をストレッチすることができます。このストレッチを左右30秒ずつ行いましょう。

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋は首を傾けたり回旋させる作用があります。片側の胸鎖乳突筋が作用すると首を反対側へ回旋させながらやや傾ける作用があります。そのため顔の位置が捻じれているような場合は胸鎖乳突筋の硬さが左右で違う可能性があります。

片側の胸鎖乳突筋をストレッチする方法になります。

左右の胸鎖乳突筋のうちストレッチしたい側と反対側に頭を傾けながらストレッチしたい側と同側に頭を回旋させることで効率よく片側の胸鎖乳突筋をストレッチすることができます。

今回は右側の胸鎖乳突筋のストレッチ方法になります。

まず頸部を左に側屈します。

次に頸部を左側屈した状態でさらに頸部を右回旋させます。すると右側の胸鎖乳突筋を効率よくストレッチすることができます。

このストレッチを左右30秒ずつ行いましょう。

板状筋

板状筋は頭部や頸部を後ろに倒す作用があります。そのため顎が上がり首の後ろが短縮している場合は板状筋が硬くなっている可能性があります。

板状筋のストレッチの方法になります。

後頭部に手のひらを当て頭を前方に倒すようにします。この状態で30秒キープします。

肩甲挙筋

肩甲挙筋は肩甲骨を下方回旋させる作用があります。この筋肉は猫背の人が特に硬くなりやすい筋肉になります。

片側の肩甲挙筋をストレッチする方法になります。

ストレッチをする筋肉と反対側の手で側頭部を持ちます。その状態で頭部を斜め45度前方に倒します。このストレッチを左右30秒行います。

広頚筋

広頚筋は頚部や鎖骨下方の皮膚を上に引き、口角を下方へ引く作用があります。この筋肉は口や首の動きととても関係性が深く、年齢によって首周りのたるみの原因にもなる筋肉の一つになります。

広頚筋は首の前面に広く付着している浅層にある筋肉になります。

まず前胸部を手のひらで押さえながら頭部を後ろに反らせるようにします。この状態で30秒キープします。

最後に

皆さんいかがでしたか。気付かないうちに身体が歪んでしまっているということはよくあることです。一番の問題はそのことに気が付かず、ずっとその状態を放置してしまうことにあります。この歪みはいずれ、身体のどこかに痛みとなって出現し、日常生活に影響を与える可能性が高いです。そのため、症状が出ていない今の段階で自身の身体の歪みを理解し自身でそれを対処することによって、将来どこかを痛めてしまうリスクを減らすことができます。

今回の記事を読んで少しでも自身の身体の特徴に気が付くことができたらとてもうれしいです。

今後もブログ更新していきますので、楽しみにしていてください。

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