しゃっくりの原因である横隔膜の痙攣を瞬時に止める画期的な方法について解説します。

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セルフケア

はじめに

最近のニュースではブラジル大統領であるボルソナロ大統領が慢性的にしゃっくりがとまらないということで原因を調べるために入院されました。

ですが、ほとんどのしゃっくりは身体に大きな影響を与えることはありません。通常のしゃっくりがでたとき皆さんはどのように対処してますか?自分1人の時はさほど気にしなくても良いですが、仕事中など人前にいるときは少し恥ずかしいですよね

そんなとき、昔からよくいわれるしゃっくりを止める手段として息をとめて水を飲んだことは誰もが一度は経験したことがあると思います。

しかし、その方法よりももっと理にかなったしゃっくりを止める方法があることを皆さんはご存知でしょうか。

今回は私が発見したしゃっくりを止める画期的な方法についてお伝えしたいと思います。

そもそもしゃっくりとは何

しゃっくりは生理学的にいうと横隔膜の痙攣といわれており、何かの拍子に横隔膜に刺激が加わることで起こります。

つまり、この横隔膜の痙攣を抑えることができればしゃっくりを止めることができるということです。

臨床中のひらめき

私は内臓ストレッチインストラクターという肩書きを持っています。そこでまずはじめに内臓へのアプローチを行う際に触診するのが肝臓になります。

肝臓の特徴としては臓器の中で一番重たく、そして横隔膜との連結がとても強い臓器ということです。

そのため、体幹の腹圧を高めたい時などはその前準備として肝臓の動きを引き出しながら横隔膜の滑走性を向上するアプローチをよく行います。

そんなときに急に私が閃いたのが横隔膜といえば「しゃっくり」ということです。

私はふと思いました。

肝臓のリリースがうまくいけばしゃっくりをとめることができるんじゃないかと

実際に検証 

 そこで実際自分がしゃっくりになったとき、身近にしゃっくりになった人がいたときに片っ端からその方に対して肝臓へアプローチしてみました!

そしてなんと、結果は8割くらいの方のしゃっくりをその場ですぐに止めることができました! 我ながらすごい発見をしたと思いました。

そこで皆さんが一番気になるのは『しゃっくりの止め方』だと思いますので、その方法についても今回お伝えしたいと思います。

しゃっくりの止め方

まず座位になります。そこから身体を前屈していきます。この状態で右の肋骨の下側から指を入れ、肋骨内へと指を押し込んでいきます。

そしてこの状態でゆっくり深呼吸をし、息を吐くときに指をさらに肋骨の奥の方へと滑り込ませるように入れていきます。

すると肝臓を介して横隔膜へ刺激を加えることができます

しかし、腹膜が硬くて手が肋骨の奥に入らない方は無理のない範囲でゆっくり行ってみてください。

身体を前屈し手を肋骨内に入れた状態でしばらく深呼吸を繰り返し行います。お腹が徐々に緩んでくると思いますので、そうしたら挿入した指を頭方へ向かって押し進めながら圧迫し続けます。徐々に横隔膜の緊張が軽減ししゃっくりが止まると思います。

一度試していただけたらと思います。

どうしてしゃっくりが止まるのか

肝臓の上には実は直接横隔膜が付着しています。そのため肝臓を動かすことで間接的に横隔膜にも刺激が入るというわけです。

ここで私が意識したのが痙攣している横隔膜を正常にもどすためには一度横隔膜を緩めることが大切だということです。

筋肉がピンっと張った状態になると筋肉自体に柔軟性がなくなり、外部からの刺激に過剰に反応しやすくなってしまいます。

そのため一度張った筋肉を緩ませることで徒手による外部からの刺激に対して筋肉が良い反応を起こしやすくなります。

そこで今回の手技は横隔膜が緩む前屈姿勢からアプローチすることによって痙攣を止めやすくなるのではと考えました。

横隔膜を緩めるときのポイント

横隔膜へ刺激を入れるのに適した姿勢は座った状態でやや右に前屈した姿勢になります。この姿勢をとることで腹部の筋肉の緊張を緩めることができます。

すると肋骨下から指を肋骨内へと入れやすくなることで肝臓に間接的に触れやすくなります。

この状態でゆっくり深呼吸をします。

横隔膜は吸気では下方に下がりながら収縮し、呼気で上方へ持ち上がりながら弛緩します

この横隔膜が弛緩をする呼気のタイミングを狙って肝臓を頭方へ圧迫し横隔膜に刺激を加えることでしゃっくりに対するアプローチができるようになります

私が思う肝臓に触れたときの感覚

肋骨内に手を入れた状態で息を吸うと指の上から何かに下側へと押される感覚がわかるかと思います。

これは横隔膜の動きに合わせて肝臓が吸気時に下方へと下がり指を押している状況です。反対に呼気では横隔膜が上方へと持ち上がるため、肝臓も同様に呼気に合わせて上方へと持ち上がるように動きます。

すると吸気時にあった下側への圧迫感が減り、指が肋骨内にさらに入りやすくなるのが分かるかと思います。

この動きをイメージしながら肝臓の動きを誘導するようにして触ることによって肝臓の動きが良くなり、横隔膜の滑走性も高まりやすくなります。

しゃっくりをあなどってはいけない

しかし、たかがしゃっくりとあなどってはいけません。短期間で治るものはそれほど気にしなくても大丈夫ですが長期間続くようなら一度病院への受診をおすすめします。

 脳腫瘍、逆流性食道炎胃潰瘍胃がんなど怖い病気が隠れていることもあります。

また、ブラジル大統領であるボルソナロ大統領はしゃっくりが10日以上も止まらず腹部に痛みがあるということで検査のために入院をされました。原因はまだ定かではないですが、2018年の選挙の際に腹部を刺され、何度か手術を受けたことで生じたのか、腸閉塞を発症されていたそうです。皆さんも慢性的なしゃっくりには気を付けましょう。

 もししゃっくりがでたら

何かの拍子にしゃっくりがでてしまったら肝臓の触診を行いながらゆっくり深呼吸をしてみてください。

肝臓の動きが良くなることで横隔膜の痙攣がとまり、しゃっくりが改善するかと思います。

もし、肝臓に触れながらしゃっくりを止めることができれば、あなたは肝臓を介して横隔膜へのアプローチができていると思いますよ!

最後に

普段何気なくしているしゃっくりですがどうして起こるのかを考えるととても面白いです。

水を息をとめて飲む、びっくりさせるなどよくしゃっくりを止める方法を聞きますが、それをなぜ行うのか突き詰めて考えることで人間の身体のすごさを改めて実感します。

今後も皆さんの健康に役立つ情報を発信していきますので、楽しみにしていてください。

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