親指の硬さが肩に影響するのを知っていますか。スマホ依存症の方に試してほしい身体の硬さを見る3つのチェック項目について。

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セルフケア

はじめに

最近の世の中ではスマートフォンの普及が急速に進み、スマフォ依存症の方が大幅に増えました。私自身も気が付いたらすぐスマフォをいじってしまっていて、仕事に行くときにスマフォを家に忘れると一日とても不安な気持ちになってしまいます。

スマフォを操作する際に一番良く動かす部位はどこだと思いますか。

それは『親指』になります。この親指の使い過ぎによって身体の意外な部位まで影響を受けてしまうことを皆さんはご存じでしょうか。

今回はスマフォの使い過ぎによって起こる身体への影響とその対処法についてお伝えしたいと思います。

肩を挙げたときの参考可動域は

肩を上にあげたときの参考可動域は180度といわれております。

目安は耳までしっかり腕があがっているかを確認するとわかりやすいと思います。

肩の適した位置

現代では猫背などの不良姿勢の方がとても増えました。これは仕事でデスクワークの時間が長かったり、スマホやパソコンを使用する頻度が増えたことが大きく影響しています。

本来であれば耳と肩(肩峰)を結ぶ線が直線になるのが適した肩の位置になります。

しかし、前かがみの姿勢になると首が前に突き出し肩が内に巻いたような姿勢になります。すると耳と肩を結ぶ線がずれた状態となります。

 

スマホのやりすぎによる身体への影響

スマホのやりすぎは猫背のような不良姿勢を招きやすく身体のバランスを崩す重大な原因となります。

私が普段経験する肩に痛みのある方は姿勢が崩れている人が大半を占めます。肩甲骨や胸郭の崩れ、肩周辺の筋肉の柔軟性の低下や骨盤・下肢の崩れが肩に影響している方もいます。

そこでスマホを使用する際皆さんはどこの指をよく使いますか?大抵の方は親指だと思います。親指は肩とは一見なんの関係性もない気がしますが、そうではありません。

私が臨床で経験するとき親指の硬さが肩に影響を及ぼしている方が比較的多くみえます。

そこで親指が硬い方の特徴をお伝えしたいと思います。

親指と前腕の硬さをみる3つのチェック項目

親指をよく使用する方は母指球や前腕の外側が硬くなっている場合がありますので、いくつかのセルフチェック方法をお伝えしたいと思います。

親指の硬さチェック

まず手をパーにしたときに親指がしっかり開いているかを確認します。

図1:親指が開いている

 図2:親指が開いていない

前腕の硬さチェック

肘を身体につけた状態で手がしっかり外側に回るか確認してみます。  

手の平がしっかり90度回るかをみてみましょう。回らない方は前腕部に硬さがある可能性があります。

母指球と橈骨の圧痛チェック

下図の2箇所を押したときに圧痛がある方は母指球や前腕の筋肉が硬くなっている可能性があります。

親指と肩の筋連鎖

図で示した青い部分は親指から肩にかけての筋肉のつながりを示したものです。

親指から伸びた筋肉は橈骨(前腕外側)を通り肩の前面まで伸びていきます。スマホをよく使用する方は親指が硬くなります。

そして、その影響は肩の前面まで及びます。肩の前面が硬くなると胸が開きにくくなり、猫背を助長することにつながります。すると耳と肩の位置関係が崩れ肩に負担がかかりやすくなります。

 参照:ヒューマン・アナトミー・アトラス2019-Visible Body

まっすぐ立ったときの手の向き

親指が硬い方は立ったときに手の平が体側に向かず後ろ側に向いている場合があります。

親指と肩の動きの関係性

①親指を外側に開いてみましょう。すると肩が開きやすくなると思います。

②反対に親指を内側にいれてみましょう。今度は肩が前に出て猫背のような姿勢になると思います。スマホを使用するときは親指は常に内側の状態となります。

すると親指はその状態で硬くなり、肩も連動して内巻きの状態で硬くなります。

硬さをとるセルフケアの方法

まず肩の上がる可動域を確認します。

次に母指球を矢印の方向へ30秒ほど圧迫します。

次に図の位置(腕橈骨筋)をつまみながら前腕を内側外側へ20回ずつ回します。

その後もう一度肩の上がる角度を確認してみましょう。もしこれで肩の可動域が変化するのであれば肩の動きに親指や前腕の硬さが影響している可能性があります。

最後に

皆さんいかがでしたか。母指球や腕の外側が張っている方は指を使いすぎているかもしれません。最近は電子化が進み、昔とは違った形で身体に負担がかかることが増えました。

肩の痛みは肩からきていることもあればその部位とは離れた場所から影響していることもあります。今回の記事は肩の痛みの原因となる1つのパターンをお伝えしました。

もしこの記事の内容に当てはまる方はスマフォなどの使用頻度を減らしながら親指のマッサージをすることをおすすめします。

 本日もご覧いただきありがとうございました。

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