ウエストラインにも影響する肋骨が片方だけ出てる場合の原因と直し方について。

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体幹(胸部・腹部・腰背部)

はじめに

皆さんは自身の肋骨をしっかりと見たことはありますか?よくお風呂などでなんとなく鏡に映った自身の身体をみたときになんだか左右で違う気がすると感じたことがある方は意外に多くいると思います。

その左右の違いでよく見られるのが左右の肋骨の開き具合です。肋骨の位置が左右で違うと

ウエストラインが左右で違う

上半身と下半身の位置がズレている

肩の位置が左右で違う

などといった特徴がみられている可能性があります。すると、身体のバランスが崩れ

肩凝りになりやすい

腰痛になりやすい

膝が痛い

といった悩みに繋がる要因にもなります。

そこで今回は肋骨の左右差を解消するための方法についてお伝えしたいと思います。

肋骨が片側だけでているとはどうなっているのか

肋骨の開きに左右差が生じる原因は肋骨周囲の問題だけではなく、下半身や骨盤の捻れによる機能障害なども含まれます。

これらの問題をまとめると膨大な量になってしまうため、今回は胸郭周囲の問題に着目してお伝えしたいと思います。

肋骨が左右で形が違う要因としてよくみられるのが

片側の肋骨の締まりが弱いもしくは強い

胸郭自体が捻れている

の2パターンになります。

そしてこの2パターンをみる上で必ず確認するのが

腹筋群の左右のバランスの違い

広背筋、大殿筋の左右のバランスの違い

になります。この左右のバランスが崩れることによって肋骨の位置や状態が崩れる原因になります。

これらは

普段から決まった側の足を組む

仕事などで同じ側に身体を捻る機会が多い

普段から姿勢が左右どちらかに崩れている

など日常生活で普段から特定の癖を持っている可能性があります。時折、背骨自体に側弯がみられる方がいます。この場合は背骨に器質的な問題があるため一度医療機関に受診することをお勧めします。

肋骨の開き方をみてみよう

まず肋骨には左右の下部肋骨から形成される肋骨下角というものがあり、正常は90度になります。

この肋骨下角をみたときに見るポイントは胸郭の中心が真ん中に保たれているのか、それとも左右どちらかにずれているのかということです。

胸郭の中心が真ん中に保たれている場合は胸郭に前額面上の問題がある可能性があります。

〇胸郭の中心が左右どちらかに偏位している場合は胸郭の水平面状の問題がある可能性があります。

肋骨の動きについてはこちらの記事に詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください。

肋骨の位置を戻すエクササイズ

胸郭の前額面問題を修正する方法

まずは前額面状で左側の肋骨が開いた状態の修正方法についてお伝えしたいと思います。

肋骨角は正常では肋骨角は左側45度+右側45度=90度になります。

胸郭の正中軸が保たれている状態で左側肋骨だけ開いている場合は肋骨角が左側だけ45度よりも値が大きくなります。そして、肋骨角が開いている側のウエストラインは太くなる傾向があります。

このような場合は左側の体幹筋の安定性が低下している可能性があるので、左の体幹の安定性を高め左肋骨の締まりを改善する方法をお伝えします。

座った状態で左側胸郭を引き締めるように身体を左に倒していきます。このときしっかりと左腹斜筋を使う意識と右側胸郭をしっかりと広げる意識を持ちながら行うと良いです。

身体に自信があるという方は側臥位の状態で同様の動きを行うことでより体幹筋に負荷を与えることができます。このエクササイズを20回から30回を目標に行いましょう。

もう一つおすすめのエクササイズがサイドプランクになります。このエクササイズは前額面状の崩れを修正するのにとても適したエクササイズになります。

まず左を下にした状態で横向きになります。このとき左肘と左膝で地面をしっかりと押し、身体を安定させます。この姿勢を取るだけでも左側の体幹に刺激を入れることができます。この時のポイントは左の脇腹が地面に落ち込まないようにしっかりと持ち上げておく意識を持つことでより左側の体幹に刺激が入りやすくなります。このポーズを20秒から30秒キープしてみましょう。回数は20回を目標にお粉ます。

さらに左の体幹に負荷を加えたいときは膝を伸ばして同様の姿勢をとることで負荷を高めることができます。

胸郭の水平面問題を修正する方法

次に胸郭が左に捻じれいる場合の修正法についてお伝えしたいと思います。

胸郭の正中軸が左にズレている場合は胸郭が左回旋している可能性があります。

この場合胸郭自体が捻じれているため肋骨角が正常な90度で保たれた状態で胸郭が捻じれている場合と

左側の肋骨角が45度以上、右側の肋骨角が45度以下になって捻じれている場合があります。

このような場合は体幹の右回旋方向の可動域低下、もしくは右回旋に関わる体幹の安定性が低下している可能性があります。

そのため、まずは胸郭の右回旋方向の可動域と安定性を引き出すことが重要になります。

胸郭を右回旋させるこのポイントは

左外腹斜筋、右内腹斜筋の強化

左広背筋、右大殿筋のストレッチ

右外腹斜筋、左腹斜筋のストレッチ

右広背筋、左大殿筋の強化

になります。

まずは背骨を反りながら右回旋方向の可動域を出す方法になります。

左側を下にした状態で側臥位になります。

次に両手を合わせた状態から上半身だけ天井に向くようにして身体を右に捻じっていきます。

この時のポイントは腰が反りすぎるのではなく、肩甲骨を地面に近づけ胸を広げるようにして身体を捻じることです。そうすることによって脊柱の柔軟性をより引き出しやすくすることができます。

次に背骨を丸くしながら右回旋方向の可動域を引き出す方法です。

まず胡坐になります。

そこから左手を天井に持ち上げ身体を斜め右に向かって倒していきます。このとき左手で大きなボールを抱え込むようなイメージで背中を丸くすることでより背骨の柔軟性を引き出すことができます。

次に胸郭の右回旋方向の安定性を引き出す方法になります。

今から紹介するのは左外腹斜筋、右内腹斜筋の強化と左広背筋、右大殿筋のストレッチを同時に行う方法になります。

まずはじめに左膝を立て、その上に右足を胡坐のような形にして乗せていきます。その状態で右手で右膝外側を把持し、左手で後頭部を持ちます。

次に左肩と右膝を近づけるようにしながら身体を右斜め前方へ持ち上げていきます。そうすることで体幹を右回旋させるための 左外腹斜筋、右内腹斜筋の強化 、そして背面にある 左広背筋、右大殿筋のストレッチを行うことができます。

この時のポイントは左の肘が前方にいき過ぎないように軽く開いた状態で左肩と右膝を近づけるようにイメージすることでより腹斜筋に刺激が入りやすくなります。

次に右外腹斜筋、左外腹斜筋のストレッチ、右広背筋、左大殿筋の強化を同時に行う方法になります。

初めに左足を立て、右足は伸ばした状態で仰向けになります。

次に左足と右手で地面を押し臀部を持ち上げるようにして力を入れていきます。このとき、伸ばしている右足も地面から持ち上げることにより左臀部から右広背筋に効果的に刺激を入れることができます。この時のポイントは持ち上げた臀部がぐらつくことなく、まっすぐ持ち上げるようにして行ってみましょう。

最後に

皆さんいかがでしたでしょうか。胸郭はたくさんの関節が集まった籠のような構造になっているため、この部位に問題が生じると身体の歪みが助長されやすくなります。身体の歪みは内科的な問題や整形的な問題に直結しやすく、さまざまな身体の不調をきたしやすくなります。普段何気なく自身の身体をみたときに身体が歪んでいると感じた方はぜひ胸郭の位置を確認してみましょう。

今後も皆さんのお身体の悩みを解決するための情報を発信していきたいと思いますので、是非参考にしてみてください。

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