30代理学療法士が年収を上げるのにおすすめな転職先の選び方について。

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はじめに

30代の理学療法士になると結婚をして子供ができて豊かな生活をしたいけどなかなか給料が伸びない現実に直面している人が多いと思います。

しかし、本業の仕事だけではその悩みを解決できる人は限りなく少なく、ほとんどの理学療法士は今いる職場で満足はできなくても転職して給料が下がるくらいなら仕事を続けるしかないという状況にとても悩んでいるかと思います。

そのような悩みがある人にとって一番大切なのは将来年収を上げる要素がある職場に勤めているかということです。

そこで、今回は私が理学療法士の務める職場において将来年収を高める要素がある職場の条件についてお話ししたいと思います。

私の転職歴

私は今まで2回転職をして現在3カ所目の職場になります。

1つ目の職場:回復期リハビリ病院

就業時間 8時30分から17時30分

残業時間 月平均20〜30時間

給料 約400万円

休み 週休2日間(不定休)

2つ目の職場:整形外科クリニック

就業時間 8時30分から19時

残業時間 なし

給料 480万円

休み 木曜日、日曜日固定

三つ目:整形外科+訪問リハビリ

3つ目:整形外科クリニック+訪問リハビリ

就業時間 8時30分から17時30分

残業時間 なし

給料 465万円

休み 木曜日、日曜日、土曜半日固定

私の今までの職場条件はこのようになります。

この中で皆さんならどの職場が将来年収を高めるのに適した職場だと思いますか?

私が職場を選ぶ上で最も重要だと思うのは時間お金を両立できる職場かどうかです。

その点について詳しくお話ししたいと思います。

時間は有限

人生において時間は有限です。そのため、時間を確保できなければ新しいチャレンジはできません。

理学療法士として年収を高めるもっとも合理的な方法は副業になります。

そのためにはどれだけ1日のうちにその時間を確保できるかが重要になります。

私は二つ目と三つ目の職場で年収が少し下がってしまったにも関わらず転職をしました。2つ目の職場はスタッフ間の仲も良く、とても居心地の良い職場でした。そのため、最後まで退職するのか悩みましたが今このタイミングで退職しなければ将来必ず後悔すると思い、思い切って退職を決断しました。

これは年収が少し下がってしまうリスクよりも時間を優先したためです

また、3つ目の職場は休みが週に2.5日あるため時間単位で計算すると2つ目の職場よりも3つ目の方が時給が高くなるため、余った時間をより効率的に使える環境を選びました。

職場を選ぶ前に準備すること

ただ闇雲に転職をしても失敗する可能性が高くなってしまいます。そのため、できる限りそのリスクを最小限にするためには20代のうちに一つ自分の得意な武器を作ることが大切になります。

わたしはその武器がピラティスだったため、早い時間に仕事が終わりかつ週2.5日の週休がとても自分の状況に合っていると自己分析ができていたため転職をする覚悟ができました。

例えば自分武器が物販などの場合は必ずしも早い時間に終わる職場でなくてもお昼休憩が長い職場ならその時間を利用することも可能です。

ポイント

そのため、自分の得意な武器を無理なく十分に発揮できる職場の条件は何かというのを20代のうちから考えながら仕事をすることがとても大切になります。

次に私が転職する上で必ず意識する条件についてお話ししたいと思います。

転職先の条件

私が転職をする上で意識するポイントは以下になります。項目数が多いですが、少しでも自分の思い描く将来の姿に近づくためにはできるだけこれらの条件を多く満たす環境に身を置くことがとても大切だと思います。

そして、仕事のやりがいとお金を両方とも満足できるように努力することで常に良い刺激を自分に与え続けることができます。

私が転職する際に優先すること

やりがいのある職場環境か

副業OK

17時30分定時(残業なし)

最低でも年収450万円以上

週休2日(できれば平日固定休があるとなお〇)

やりがいのある職場環境がそろっている

これは職場を選ぶ上で最も私が大切にしていることです。いくらほかの職場環境がよくても仕事にやりがいを感じない環境だと長い期間その職場で務めるのはとても辛いです。ましてや退職まで働くとなると何十年もその職場に居続けることになります。

そのため、自分が本業の中でどんな仕事を一番やりたいのかをまずは考え、その条件を満たす職場の中から他の条件をできるだけ満たす場所をみつけることがとても重要になります。

副業OK

理学療法士の業界では最近副業をOKとしている職場も増えてきました。隠れて副業をしている人もいますが、就業規則に反することで今まで積み上げてきたキャリアを捨てることになるかもしれません。

そのため、堂々と副業ができる環境かどうかを確認した上で職場を選ぶことがとても大切になります。私のおすすめとしては副業をやりたいという人は面談をするタイミングでその条件を提示することがもっとも条件を飲んでもらうのに良いタイミングだと思います。もし良い職場を見つけた時はぜひ面談時にこちらの条件を提示してみましょう。

17時30分定時で残業なし

理学療法士が務める職場は病院やクリニック、介護施設などさまざまです。そのため、仕事の定時がその職場によって異なります。

私は初めの病院勤務時代は定時が17時30分でしたが、平均で1時間~2時間残業をしていました。そのため、仕事後の疲労が強く、そのあとから活動する余力はほとんど残っていませんでした。

しかし、今の職場は17時30分で仕事がしっかりと終わるため、そのあと副業をする余力を残すことができます。そのため、就業時間と残業は自身の体力面を考慮して許容できる職場を選ぶことをおすすめします。

最低でも年収450万円以上の職場

これは私自身の希望年収になります。やはり、本業の稼ぎが安定していることで副業の仕事が無理なくできることにつながります。

しかし、本業の稼ぎが少ないと副業でのサービスを提供する中でクラインアント様本位から自分本位のサービスに偏りやすくなります。すると、なかなか固定客がつかず副業がうまくいなかなくなるケースをたくさん見てきました。

そのため、精神的に無理なく副業を行うためには最低限の本業での稼ぎがある中で副業のサービスをクライアント様本位で提供することが私が今まで経験した中でもっともうまくいく本業と副業のバランスだと思います。

週休2日が必ずある

週休2日といっても土日休みや不定休、日曜固定休+平日半日2日など休みの形態はさまざまあります。

その中で私がもっともおすすめする週休2日は日曜固定休+平日1日固定休になります。私の場合はピラティスのレッスンを提供しているため平日の午前中や仕事後などにレッスンをしたいという人がとても多いです。また、不定休と違い固定休があることで先の予定を立てやすいため、継続したサービスなどを副業で提供する場合は固定休がある職場を選ぶことをおすすめします。

今私の勤めている職場は週休2.5日(日曜・木曜・土曜半日)あるため、木曜日と土曜日の半日を完全副業日として活動できております。そして日曜日は家族の日として完全に副業のない日も作ることで仕事とプライベートを両立することができております。

最後に

皆さんいかがでしたか。

理学療法士の転職は今とても多いです。そのため、良い条件で転職する人もいれば、転職でこんなはずじゃなかったと失敗してしまう人もたくさんいます。

転職で失敗しないためには下準備がとても大切です。そして、その準備をするためには自己分析がとても大切です。

今回の記事を読んで自分がこれからどのようにして働きたいのか、そして自分の強みは何なのかまずはしっかりと理解した上で転職活動をしてみましょう。

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