【理学療法士解説】自宅でピラティスをするのにおすすめな効果を高める道具5選。

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はじめに

皆さんはピラティスをご自宅でやってみたことはありますか。現代はネット上にさまざまな情報があふれ、ピラティスも動画をみながら簡単にご自身でできる時代になりました。

しかし、見よう見まねでやってみても

本当に目的の部位に効いているのか

もっと効率よく効く方法はないのか

そもそもこの方法で合っているのか

そもそもエクササイズのやり方は合っているのか

もっと効率よく効く方法はないのか

などそのような悩みを抱えている人は多いと思います。

内臓小僧
内臓小僧

ピラティスという言葉は最近よく聞くけど、確かに目的の部位にちゃんと効いているのかわからずにやっている人多いよね。

そのようなときに役立つのがピラティスの質や効き目を高めるツール(道具)になります。道具を使用することによって適切に身体に負荷を与えたり、負荷量を高めたりすることができます。

そこで今回は私が特におすすめするピラティスの質を高めるための道具を5つご紹介したいと思います。

ピラティスとは

そもそもピラティスとは何だろうという人がいるかもしれませんので、そこから説明したいと思います。

ピラティスとは

身体の深層部にあるインナーマッスルを刺激しながら身体を動かすことによって身体の機能性を高め、姿勢の改善、関節痛などの負担軽減、筋力強化などさまざなま効果が期待できるエクササイズになります。

私は普段本業の理学療法士をしながら副業でピラティスインストラクターとして活動しております。最近は健康志向の方が増え、とてもたくさんの方がピラティスをやってみたいというお問い合わせを多くいただいております。

クライアント様の中には

ボディメイクをしたい

腰痛を治したい

ストレートネックが気になる

身体がすぐに痛くなるのを何とかしたい

猫背が気になる

などいろいろな方がいらっしゃいます。

ピラティスの魅力はこの多くの悩みに対してそれを解決するための手段になるということです。

病院に行く程でもないけど今の身体の状態を何とかしたいという人はとても多いです。

そのようなときに自分で身体の状態を向上させるための手段としてピラティスはとてもおすすめなツールになります。

しかし、ピラティスを知っていてもなかなか始められない方がとても多いのは以下のような理由があります。

レッスンの時間を作るのが難しい

自分の身体でピラティスができるのか不安

コストがかかるのではないか

どこの団体でまずピラティスをやるのがおすすめなのかわからない

しかし、そのような悩みを持っていても問題なくピラティスをすることができます。こちらの記事にそのような悩みを解決しながらピラティスを体験する方法についてまとめてありますので、ぜひ一度ご覧いただけたらと思います。

ピラティスの効果を高める道具5選

ではご自宅でピラティスをやりたい人に特におすすめなレッスン効果を高める道具を今回は5つご紹介したいと思います。

私が紹介するものは道具自体の丈夫さ使いやすさ見た目身体への反応を考慮して良いと感じがものになります。ぜひ、ご自宅に一つ準備されるとレッスンの幅が広がると思います。

フィットネスサークル

まず一つ目がフィットネスサークルになります。

このアイテムはなんといっても上半身にも下半身にももう一段階高めた負荷を与えることができるという点が最も魅力的になります。

例えば手でフィットネスサークルを持ちます。

そして、このサークルを外に引っ張ると背中の筋肉に刺激を与えることができます

反対にこのサークルを内側に押し込むと前胸部の筋肉に刺激を与えることができます

下半身においては膝の間に挟むことで内ももに刺激を与えることができます。

膝の外側にサークルを当てることで臀部や外ももに刺激を与えることができます。

このように使い方を工夫することで様々な刺激を身体に与えることができます。

そして通常のトレーニングにこのサークルを使用することでさまざまな部位に刺激を与えながらエクササイズに取り組むことができます。

ストレッチポール

ストレッチポールは何より姿勢改善にとても適したアイテムです。ストレッチポール上に寝るだけでも普段丸まっている背中が伸び、とても気持ち良いです。

もしストレッチポール上に寝た際に背中や腰が痛い場合はハーフポールをつなげてストレッチポールの代わりを作ることで少し負荷を落とした状態でポール上に横になることができます。

ストレッチポールに寝るだけでも

猫背の改善

ストレートネックの改善

身体の中心軸の修正

上肢や下肢の可動域改善

などとても多くのメリットがあります。

またストレッチポールに乗って動いたり、転がしたり踏んだりすることでよりバリエーション増やしながらエクササイズを行うことができます。

例えば肩甲骨の柔軟性を高めるときはストレッチポール上で腕を動かすことで肩甲骨の動きを改善することができます。

またヒップリフトの際に足底にストレッチポールを入れることによって

足底筋の賦活

臀筋やハムストリングスへの負荷増強

バランス能力の向上

など普段のエクササイズにもう一段階エッセンスを加えてトレーニングを行うことができます。

また体軸を整えたいときはストレッチポール上に仰向けになりポールの頂点に背骨が当たるようにします。その状態で片脚を持ち上げてもストレッチポール上でバランスをとることができれば体軸はある程度整っています。

この動作を左右の足で行ったときにできない側がある場合はそちらの体軸が弱い可能性があるため、引き続き練習すると身体の安定性が高まりやすくなります。

ローテーションディスク

ローテーションディスクの特徴は回旋動作の補助になります。人間の身体は螺旋状に走行する筋肉を鍛えることで安定性が高まりやすくなります。

この螺旋状に走行する組織に対して刺激を加えるポイントは回旋動作になります。

回旋動作によって刺激されやすい筋肉の一つに腹斜筋があります。この腹斜筋はくびれを作るのに欠かせない筋肉のためローテーションディスクによって回旋動作をエクササイズに取り入れることで、スッキリした綺麗なくびれのあるお腹を作ることができます。

スタビリティクッション

スタビリティクッションの役割は不安定性をレッスンに取り入れたいときに役立ちます。

不安定というと一見マイナスに聞こえますが、不安定な環境でエクササイズを行うことで、より動作をコントロールする力を高めることができます。

例えばスクワットをするときに足底にスタビリティクッションを入れます。すると、足底でバランスをとりながら下半身の強化をすることができるため、より負荷を下半身にかけ、またバランス面のトレーニングも同時に行うことができます。

そのため、エクササイズをやるときにある程度そのエクササイズができるようになってきたら、このスタビリティクッションを使うことで難易度を上げることができます。

アークバレル

最後はアークバレルになります。

このアークバレルは円弧型になっているためこの形状を利用してストレッチをしたり、体幹を鍛えることができます。

また、反り腰の方は腰椎の動きが減少していることが多いですが、この円弧型の形状を利用することによって腰椎の動きを引き出しながらエクササイズを行うことができます。

まずアークバレル上にうつ伏せになります。そうすることで腰部を丸くした状態でリラックスすることができ、反り腰の改善が期待できます

また、アークバレル上に座った状態で上体を後方へシフトさせたり、背部をアークバレルに預けた状態で下半身を動かすことによって体幹に適切な負荷を与えながらトレーニングを行うことができます。

そのため、私がピラティスのレッスンにおいて反り腰の方をレッスンするときはこのアークバレルは欠かせないアイテムの一つになります。

最後に

皆さんいかがでしたか。ピラティスをすることは身体にとってメリットがとてもたくさんあります。

しかし、どうせ同じ時間やるならより効率的にエクササイズを行うことができた方が良いと思います

今回ご紹介したものはよりエクササイズの質を高め、また効率的に身体に負荷をかけることができるアイテムばかりです。

ご自宅にぜひ一つ準備しておくとよりエクササイズの幅が広がりますので、また興味のある人は使ってみてもらえたらと思います。

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