はじめに
今回は私と同じ理学療法士やその他柔道整復師、作業療法士、アスレチックトレーナー、ピラティストレーナーの方など『身体をみる』人たちにおすすめな『園部俊晴の臨床 膝関節』の書籍についてお話ししたいと思います。
この書籍は身体の中でも膝関節に着目した内容になっており今まで治療やエクササイズでなかなか効果の出せなかった方に対して新しい視点からアプローチすることができるようになります。
私自身この書籍に出会い今まで対応できなかった患者に対しても治療効果を発揮することができており、膝関節をみるうえでバイブル的な書籍になっています。
今回の記事を読んでほしい人は
膝の見方が分からないセラピスト
膝の治療で難渋しているセラピスト
従来の膝の知識と実際の患者の状態がうまくかみ合わないと感じているセラピスト
このように感じているセラピストの人はそれらの悩みを解決する一助となる書籍ですのでぜひ今回の記事を読んでいただけらと思います。
著者紹介
著書はこちらの書籍にも明記されているコンディションラボ所長であり運動と医学の出版社代用取締役社長でもある園部俊晴先生。
引用:https://pt-sonobe.com/
足や膝、股関節など整形外科領域の下肢障害の治療を専門とされており、入谷誠先生の一番弟子といわれております。一般からスポーツ選手まで幅広く支持され、多くの一流アスリートや著名人などの治療も多く手掛けております。実際の園部先生のコンディションラボのHPを拝見するととても多くのアスリートが園部先生のもとへ訪れております。
この『園部俊晴の臨床 膝関節』以外にもさまざまな著書があります。どれもとても分かりやすい内容でまとめられており勉強になる参考書ばかりです。
ぜひチェックしてみてください。
園部先生はPTの中でも本当に最新の情報を常に取り入れているとてもすごい先生です。
『園部俊晴の臨床 膝関節』の要約
『園部俊晴の臨床 膝関節』は一言でいうと
セラピストが今まで膝に対して疑問に思っていたことをわかりやすく要約してくれている本
になります。
私が今まで膝の勉強をする中でいつも感じていたのは書籍にのっている関節の動きと実際の患者さんの関節の動きに違いがあるということです。
そのため無理やり自分の知識に患者さんの状態をはめ込んで考えていました。
◇ 教科書通りの説明では関節の位置に説明がつかない
◇ 動作をみる中で問題点を見つけることができない
◇ 実際の病態をみたときの評価の仕方がわからない
◇ そもそも膝に関する知識がない
このような悩みがあるセラピストはとても多いと思います。
しかし、この『園部俊晴の臨床 膝関節』はそのような疑問をスッキリさせてくれるような一冊になっていてとても読んでいて腑に落ちる部分が多かったです。
細かい説明は省きますが、脛骨とは膝下にある下腿の骨になります。そして膝に問題を抱えている人の中にはこの脛骨が外側へ捻じれている人がとても多くみえます。
この脛骨の過外旋があることで膝に痛みを生じたり、関節の変形、歩容の崩れなど様々な問題が生じやすくなります。この脛骨が過外旋してしまう原因が今回この著書には細かくそしてわかりやすく説明されています。
この病態を知ることで患者さんに対するアプローチ法やセルフケア、歩行指導の幅が格段に上がります。この過外旋に限らず今まで膝の病態で疑問に感じたことがある人はその解決する糸口が必ずこの著書のどこかに明記されていると思いますので、ぜひ一冊購入しておくことをおすすめします。これからのセラピスト人生の助けになること間違いなしです。
実際に購入された場合の特典
この書籍を実際に購入された場合その内容はいうまでもなく、セラピストとしての知識や臨床力を高めていくれる内容になっています。
さらにもう一つ良い特典として『動画』の特典があります。
こちらの書籍にはQRコードが明記されているためそこから治療に関する評価方法やアプローチの仕方なども確認することができます。
書籍の中の文章で理解をしていても実際どのように行っているのかを動画でみることでより深く内容を理解することができ、スムーズに臨床に取り入れることができます。
ぜひこちらの書籍から内容と動画を同時に学ばれることをおすすめします。
最後に
皆さんいかがでしたか。
参考書というものはその著書の方の考えが詰め込まれたとても貴重なものになります。そしてその知識をお借りすることで新しい発見をすることができます。
今回ご紹介した園部先生の書籍『園部俊晴の臨床 膝関節』は間違いなくその新しい考えを生み出してくれる一冊になっています。
このような素敵な書籍を読むことができて私自身とても幸せでした。ぜひまだ購入されていないというセラピストの方はこちらの書籍を一度見ていただけたらと思います。
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